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岐阜市中央卸売市場は、新鮮で安全・安心な青果物・水産物をお届けいたします。

TEL. 058-271-1341

〒500-8263 岐阜市茜部新所2-5

岐阜市中央卸売市場からのお知らせ岐阜市中央卸売市場FAQ(よくある質問)

役割・仕組みについて

Q1 市場は何をするところですか?
 A1 みなさんの生活に欠かすことのできない大切な生鮮食料品の鮮度をたもったまま、公正な値段でみなさんのご家庭や食べ物屋さんにお届けするところです。またみなさんの豊かな食生活の安定に役立つため日本各地、海外から商品を集めています。詳しくは「岐阜市中央卸売市場の役割」をご覧ください。

Q2 市場ではどんな商品を売っているのですか?
 A2 岐阜市中央卸売市場では野菜・くだもの・魚などの販売をしています。隣接する関連店舗ではつけもの・缶詰・つくだ煮・お惣菜・食肉・花・お菓子・ジュース・文具品などの販売もしています。

Q3 市場に売られている野菜・くだもの・魚の種類はどれくらいありますか?
 A3 季節によって変わりますが、1年間の合計では野菜が約110品目、くだものが約90品目、魚が約260品目になります。ただし、だとえば「だいこん」にもいろいろな種類がありますので細かくわけるとこの何倍にもなります。

Q4 市場では1日にどれくらいの野菜・くだもの・魚を売っているのですか?
 A4 平成31年・令和元年の場合、野菜が1億3800万円、くだものが4100万円、魚が3400万円で、合計すると1日あたりの売り上げは約2億1300万円になります。詳しくは「市場取引情報」をご覧ください。

Q5 市場で売られている品物の流通の仕組みはどのようになっていますか?
 A5 出荷者から送られてきた商品の鮮度を落とすことなく、適正な価格で市内のスーパーや小中学校、小売店、飲食店に販売します。毎日、市場へは日本各地、海外から商品が集まってきます。これらを短時間で小分けし手数料をのぞいた売上金を出荷者にたいし短期間で支払うことが市場取引の大切な約束ごとになります。詳しくは「岐阜市中央卸売市場の役割」をご覧ください。

Q6 市場で売られる野菜・くだもの・魚はどこから集まるのですか?特に多く集まってくるものは何ですか?
 A6 日本各地や世界約30カ国から商品が集まってきます。おもな商品とその産地については「市場取引情報」をご覧ください。

Q7 市場に売れ残りはないのですか?売れ残った商品は翌日に販売するのですか?
 A7 その日に卸売り場に出された物品は、その日のうちに売り切ることが条例によって義務付けられているため、売れ残ることはありません。

Q8 畑や海で食べ物がとれてから、私たちの食卓に上がるまでにはどれくらいの時間がかかりますか?
 A8 一般的な商品は取れた翌日に市場で販売され、その日のうちにスーパーや八百屋さん、魚屋さんに届けられます。スーパーなども鮮度が落ちやすい食品についてはその日のうちに売り切ります。最近では「朝どり野菜」など、深夜から早朝にかけて市場に届けられた商品がその日のうちにご家庭に届けられる品物も出てくるようになりました。詳しくは「岐阜市中央卸売市場の役割」をご覧ください。

Q9 どのようにして鮮度を保っているのですか?
 A9 出荷者から保冷車を利用して市場まで運ばれてきます。また、容器についてもダンボールケースだけでなく、熱をとおしにくい発砲スチロールや木箱、袋詰めの商品については袋の素材にも気を配っています。市場に着いた後、特に痛みやすい商品については低温売り場で貯蔵、販売しています。

取引方法について

Q10 市場ではどのように商品の値段を決めるのですか?
 A10 「せり売り」や「相対(あいたい)売り」という販売方法で商品の値段を生産者、消費者どちらがわに有利になることなく公正に決めています。「せり売り」とは、複数の買い手が集まり一番高い値段を出した人が落札する方法です。「相対売り」とは、売る人と買う人が交渉(こうしょう)して値段を決める方法です。

Q11 「せり」とはどんなものですか?どんなメリットがありますか?
 A11 買う人が多いため、競争で値段をつけ一番高い値段をつけた人に売る方法です。「天然あゆ」のように日によって多かったり少なかったりと入荷が不安定な商品については、その日その日の相場で値段が決められます。量が少ないのに買い注文が多ければ高値に、それとは逆に量が多くて買い注文が少なければ安値になります。このように需要と供給のバランスで価格が決められるのが「せり売り」の特徴といえます。

Q12 「せり」のときに使うかけ声や手ぶりのあいずにはどんな意味があるのですか?
 A12 せり売りで商品を落札する場合、言いまちがいを防ぐために値段を声に出して伝えるだけではなく、手の指で「符丁(ふちょう)」とよばれる手形(てがた)・手やりのサインを出して表します。よび方も通常の1200円や3500円などではなく古くからの独特のよび方が使われることもあります。

Q13 「せり」はどれくらいの時間がかかるのですか?
 A13 その日の入荷量によってちがいますが、長くてもおよそ1時間半くらいで終了します。魚のせり売りの場合は午前5時から始まり6時半ごろまでかかるときがあります。入荷量が少ない商品など短い場合で10分で終わる売り場もあります。

Q14 商品はどんな単位や量で販売されているのですか?
 A14 だいこん1本、スイカ1玉という小売は販売に時間がかかるのでしていません。多くはダンボールや発砲スチロールの箱単位で販売されます。野菜やくだものの場合、例えば1箱が10キロ詰めでこれを数箱~数10箱単位で販売しています。魚はkg単位で取引される商品もあります。これらは大量の商品を短時間に販売するためにとても大切なことになります。

Q15 自分の家の庭や畑で作った作物を市場へ持っていって売っていいのですか?
 A15 市場の中で行う卸売や販売はすべで開設者(岐阜市)の許可が必要です。出荷者(生産者)は必ず卸売業者などに商品を持っていき、販売を委託するか買い取ってもらわなくてはなりません。したがって市場の中で勝手に商売をすることは禁止されています。また販売を委託された卸売業者はその委託を拒否することは法律で禁止されています。販売を委託した場合は販売代金から卸売手数料(野菜8.5%、くだもの7.0%、魚5.5%)を引いた残りが支払われます。詳しくは「岐阜市中央卸売市場の役割」、「卸売業者」をご覧ください。

Q16 悪天候や事故などで商品が到着しないときや、到着が遅れた場合はどうするのですか?
 A16 日本各地から商品が運ばれてきますので、よほどの大事故、大地震などの自然災害が起きないかぎり、市場にまったく商品が届かないということはありません。悪天候や大事故などで商品の到着が遅れた場合でも、できる限りその日のうちに販売します。どうしても間に合わない場合は、翌日の販売になります。大地震が発生したときを想定して各地の中央卸売市場とのあいだで協力体制を取っていますから、極端な食糧不足になる心配はありません。

Q17 市場での取引の支払いはどうしているんですか?
 A17 代金の回収については法律で厳しく決められています。代金を買い受け人(仲卸業者、売買参加者)が卸売業者に支払う場合は「代払(だいばら)い」という立て替え制度を利用しているものが多く、買い受け人の所属する組合がまとめて代金を期日までに卸売業者に支払います。また、その中から卸売業者から出荷者に卸売手数料を差し引いて、すみやかに売上金が支払われます。

Q18 一般の人でも市場で商品を買うことができますか?
 A18 中央卸売市場で売買取引に参加できる方は法律や条令で厳しく制限されています。これは、商品を大量に短時間で効率よく販売し、また代金回収を確実に行い岐阜市民の方たちに対して生鮮食料品を安定供給するためのものです。したがって一般消費者の方々には小売販売をしていませんでした。
 しかしながら、令和2年6月21日に法改正等により規則が緩和され、当市場では一般の方も購入することが可能となりました。ただし、各店舗により小売りに対応しているかは異なりますので、各店舗に直接お問い合わせください。詳しくは「岐阜市中央卸売市場の役割」をご覧ください。

市場で働く人について

Q19 市場では何人ぐらいの人が仕事をしているのですか?お店は何軒ぐらいありますか?
 A19 およそ1500人の人たちが働いています。平成29年4月の調べによると、卸売業者が【青果】2社(約150人)、【水産】2社(約80人)、仲卸業者が【青果】22社(約350人)、【水産】12社(約160人)、関連事業者が74社(約230人)が市場の中にあるお店の数で、113軒になります。そのほかに、市場の外にお店を持っていて、市場に出入りする売買参加者(ばいばいさんかしゃ)が【青果】243人、【水産】162人います。

Q20 市場は何時からやっているのですか?
 A20 岐阜市の条例で市場の開場時間(開場時間=営業時間)、販売時間とも24時間と決められています。休場日(=休業日)も岐阜市の条例や市場で働いている人たちの総会で決められているので、お店が勝手に休んだり、お店を開けたりできません。その場合は開設者(岐阜市)に届出が必要です。詳しくは「臨時休開場日カレンダー」をご覧ください。

Q21 市場で働いている人は何時頃に出勤するのですか?
 A21 野菜やくだものをあつかう人で午前4時頃、魚をあつかう人で午前3時頃に出勤します。ただし、市場は24時間開場しており、日本各地から商品が到着しますので、2交代、3交代制で対応している会社もあります。その場合は、夕方からや深夜に出勤する人もいます。

Q22 市場はどうして朝早くから営業しているのですか?
 A22 スーパーや八百屋さん、魚屋さん、飲食店などが開店する前に商品を届けなくてはならないからです。また、岐阜市内だけでなく岐阜県内やとなりの滋賀県、愛知県の一部にも商品を届けているため、よりいっそう早い時間から営業を始めないと間に合わないからです。

その他

Q23 おいしい魚はどうやって見わければいいのですか?
 A23 旬のもので新鮮なものほどおいしいものです。一般的に言われている新鮮な物の見分け方は、目がすんでいるもの、体が輝いているもの、えらの色が鮮やかのもの、腐敗臭のないものなどです。実際にはスーパーや魚屋さんでプロの方に聞いてみるのが確実です。

Q24 日本中には市場がどれくらいありますか?
 A24 日本全国には40の中央卸売市場があります。(令和2年度3月31日現在)ほとんどの都道府県に1つはありますが、中には中央卸売市場がない県もあります。中央卸売市場のほかに、都道府県知事が開設を許可する「地方卸売市場」や観光地によくある「青空市場」など種類はさまざまです。

Q25 市場のことをいろいろ調べでみたいのですが、わかりやすいホームページがあれば教えてください。
 A25 インターネットの検索サイトで「中央卸売市場」とキーワードを入力すれば、たくさんのホームページが見つかると思います。そのほかに「野菜」「くだもの」「さかな」「食肉」などを組み合せればしぼりこみができます。また岐阜市中央卸売市場のホームページを紹介していますので、参考にしてみてください。詳しくは「リンク集」をご覧ください。

 

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